





【現代アート】「ボクシンくん」
¥70,000 税込
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作品サイズ:P6(27.3cm×41.0cm)
使用画材:アクリル絵の具、マーカー、木製パネル
とある個展で発表した「ボクシンくん」。
そこから色んなボクシンくんを書いて
なんだか少し洗練されてきたように思えた1枚です笑。
今のところ、このシリーズを書く時は
ボクシンくん以外の描写は書かないようにしています。
なるべくシンプルに、なるべく単純に。
そして
日本人が持っている特有の美的感覚で「空白の美」というものがあります。
「作品の中に、あえて何も書かない空白を作る」
書家として作品を書く時に師匠が教えてくれたことなのですが
この感覚が好きで、このシリーズを書く時にも生かしてます。
あえて左右に空白を作って、真ん中にいるボクシンくん。
このバランスがたまりません。
▼作品「ボクシンくん」について▼
書家の仕事をしていた僕が「絵だけの作品も書きたい!」となり
絵を書き始めてからもう7年程たつのでしょうか。
この7年間で様々なテイストの絵にチャレンジしてきました。
でも、過去の作品を振り返ると
ほとんどの作品は僕の「外側」に探しに行って見つけてきたり、ヒントをもらったものなのです。
好きなアーティストの絵からインスピレーションをもらったり
目で見た自然から感じたことを絵にしたり
お客様からのご依頼で「こんな絵を書いて欲しい」とアイデアをいただいたり
いつも「外側」に何かを探しに行く
そのあとに自分の「内側」で練り上げて作品を生み出していく
そんな感覚になることがほとんどでした。
なのですが、ある時
「今回の個展でそのパターンを少し脱却したい」
「新しい何かを掴みたい」
と思う僕がいたんです。
そんなある日
「何かできないか」と思いながら小さなキャンバスに何枚も思い浮かんだ絵を書いたのですが
どれもこれもしっくりこず
「やっぱりオレには新しい何かを生み出すことはできないのか」と自分にガッカリし、諦め
書いた数枚のキャンバスはアトリエの端っこに置いてしまいました。
それから数日後
たまたまアトリエに入ってきた奥さんが
「何この子!?めっちゃ可愛いやん!!」
といきなり大きな声で言うのです。
その大きな声にビックリしながら
「どれのこと!?」と聞いたら
指を指したのが今回の1番の新作の「ボクシンくん」をなんとなく書いた絵だったのです。
「いや、これええか?」と半信半疑だった僕でしたが
奥さんが「絶対いいって!!」を連呼するのです。
普段、僕の作品を「いい」と思っても
ここまで「絶対いいって!」を連呼することはないのですが
そんな奥さんがあまりにも言うので
「だったら1回本腰入れて書いてみようか」と思い
しっかりデザインも考えて、下書きまでして、改めて書いてみたんです。
そしたら
「おい、なかなかええやないかい」となったのでした笑。
僕の「内側」から突然出てきてくれた
「ボクシンくん」
この子を見た時に「おかえり」と僕に一言言ってくれてるような気がしたんです。
「ああ、やっと内側に戻ってこれた」
そう思えた瞬間でした。
そんなキッカケで誕生し、未だに書き続けている
稲垣尚毅初のオリジナルキャラクター
それが「ボクシンくん」なんです。
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撮影:Aozoraphotograph
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