【現代アート】「奇跡」

作品サイズ：F50(116.7cm×91.0cm)
使用画材：アクリル絵の具、オイルパステル、マーカー、木製パネル



この○達は１つ１つが
「人」であり「生き物達」であり「命」です。
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人だけで言うと
大人もいれば子供もいる。
御年配の方もいれば若い方もいる。
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自ら人に近づいていく人もいれば
人から離れてる人もいる。
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人との出逢いがあれば
人との別れがある。
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沢山会ってるからといって濃い繋がりとは限らず
離れていてもお互い応援し合っていたり。
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陰でその人のことを褒める人がいれば
陰でその人のことを悪く言う人がいる。
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自ら他人と群れない人で
拗ねてブツブツ言ってる人もいれば
とんでもない隠れた才能を持ってる人もいる。
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あと
伝わるかどうかはわかりませんが
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一部何箇所か白い○があるのです。
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これは亡くなった生き物の魂。
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僕達は生きていく中で必ず「死」を経験します。
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大切な人が亡くなってもその人のことを思い出して勇気をもらうこともある。
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ふと、亡くなった人のことを思い出すことがある。
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その人がいるようでいない。
その人がいないようでいる。
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それはこの絵に絶対入れたかった。
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絵の具が下に垂れているのは涙。
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涙も
悲しくて泣いてる人もいれば(青系)
嬉しくて泣いてる人もいる(赤系)。
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出逢う人の中には、怒っている人もいて
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そんな人と会ったら
「この人は怒りっぽい人だなぁ」と思うかもしれないけど
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ひょっとしたら
そんな人も家に帰れば奥さんや子供達のために頑張ってる、我慢して耐えてるお父さんかもしれない。
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だから
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この○の人達はみんな
この瞬間の色(感情)。
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毎分毎秒
笑って泣いて喜んで落ち込んで冷静になって怒って妬んで悲しんで疑って不安になって安心して
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僕達はみんな
その都度色を変えて
動いて交わり弾けて垂れている。
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そんな世界のことを、一歩二歩引いて見て捉え
その一瞬、その瞬間の奇跡を書きました。
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この人生を生きてきた僕が味わってきたことや気づいてこれたことを
ようやく、この1枚で表現することができたと思っています。





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撮影：Aozoraphotograph