




【現代アート】「ブッダくん」
¥550,000 税込
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作品サイズ:S50(116.7cm×116.7cm)
使用画材:ボンド墨、マーカー、アクリル絵の具、木製パネル
少し前に仕事の取引先にものすごく失礼なことをされてイラついてる僕がいました。
「でも、まぁええか」と思いながらも
1ヶ月経ってもまだそのことを思い出してはストレスを感じるの繰り返し。
「やっぱりどうしても腹が立つし、その相手に電話してボロカス言ってやろうか?」
そこまでいきかけたところで
まずは奥さんにその話を聞いてもらうことに。
腹が立っていることを一部始終話してみると、奥さんが一言
「『腹立つしボロカス言ったろか』の気持ちの奥にまだ何かない?」
そこから奥さんと色々話して自分の心の奥を見ていくと
自分ではわかっていなかったことが色々と判明したのです。
まず、僕はその相手に失礼なことをされて
「怒っている」のではなく「悲しんでいた」のです。
そして、ものすごく失礼なことをされたのにすぐに言い返せなかった自分に対して
「どうせ弱虫やもんな」と自分が自分自身に対して言っていたのでした。
自分の心の1番奥にあった大切なことにハッキリと気づけたんやから
そんな自分を受け入れてあげた方が楽になれるに決まってる
もちろんそれはわかっていたんです。
でも「傷つき悲しんでる自分」を認めると
「弱虫な自分」を認めてしまうことになる。
男らしくて、強くてカッコよかったお父さんのようになりたかった僕にとってそれを認めることは
今までの自分の生き方や大切にしてきたものを全否定するような
そして、今まで頑張って積み重ねて磨いてきた自分自身を殺すようなもの。
それでも、「強い自分」「負けない自分」という鎧を着た
そんな僕の心の奥にいた「弱虫な自分」をようやく見つけてあげることができて
なぜか僕の目からは勝手に涙が出てきていました。
「あなたが『弱虫やと思ってるあなた』は『あなたの優しさ』なんやで。だからみんながあなたを応援するんやで。」
奥さんからそんな言葉をもらい
「弱虫な自分」が自分の中にいることをしっかりと認めることができた僕。
じゃあ、心からとっても清々しい気持ちが湧き出てきたので
その流れのままに「よし、じゃあ書こか!!」と言って書いたのがこの作品です。
以前から仏様を書く機会が何度もあり
2025年9月の枚方の個展で新作として発表させて頂きました。
稲垣尚毅の新しいオリジナルキャラクター
その名も「ブッダくん」。
自分の中にあった「強さ」と「優しさ」
作品としての「カッコよさ」と「可愛らしさ」
どっちも稲垣尚毅なんだということを本当の意味で受け入れられたからこそ書けた
まるで今の自分がそのまま浮き出てきたような
そんな作品となってます。
これからも可愛く、優しく、強く、カッコよく、本当に自由に作品を書いていこうと思います。
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撮影:Aozoraphotograph
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